色々と修理をするのが趣味ですが、素人なので壊すこと多数・・・ 基本的に不器用なんですが、器用な人のマネをして修理を楽しんでます。 オーディオや時計関係の修理が多いかも?
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オークションにて購入
TA-F555ESXのヒューズ抵抗待ちなので、他の修理をします。
説明文によると…
「通電OK。
トレー開閉判断が悪いようで、トレーが開きっぱなしになります。
そのため再生確認出来ず。付属品としてリモコンあります。」
というもの。
決してサンスイCDプレーヤー贔屓でも、型番順に集めている訳でもありませんが、たまたま前回のα205のちょっとだけ上位機種です。
実は購入の動機は、リモコンだったんです。(笑)
…サンスイのCDプレーヤー用リモコンって、少ないんですよね。
「リモコンが動いたらα205に使えるし」と思ったものの、やっぱり本体の修理も楽しみになってしまう(^^;
さてさて、到着したブツを確認します。
選曲ボタンがあるのは、使いやすそうですね。
電源もリモコンで切れます。(α205はメカスイッチで、α305は電子スイッチ)
トレーの開閉判断うんぬんでは無く、ベルトがスリップしているのではないかと到着前に推測していましたが…
現物の動きを見てみると、やっぱりベルトの伸びによるスリップ説が濃厚。
ではオープン。
1枚基盤のシンプルな構成
α205は電源トランスが基盤から分離されていたのになぁ。
ピックアップはα205と同じく、SONYのKSS-210A
オペアンプは4558Dでした。
蓋を開けてCDをセットすると、ピックアップ部のエレベータが上がってきません。手で補助してやると動きました。
やっぱりゴムベルトかな?ということで、交換してみます。
丸部分のピンを取り、トレイを抜きます。
(この部分は大変もろく、壊れやすいので注意が必要です!)
ベルトを外し、バンコード丸ベルトで代品を作成してセットします。
接合部がキレイでないのは、見なかった事にしてください…(^^ゞ
テストすると・・・動きました!
ピックアップも特に問題ないようで、快調に動いています。
・・・あ、結局CDプレーヤー増えてしまいましたw
※このブログは私の作業(破壊)記録であり、分解等を勧めているものではありません。
同じように作業されても同じ結果になるとは限りません。
責任は一切負えませんので、ご了承ください。
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ヤフオクにて入手。
「導通チェックのみ。返品不可」という、いかにもあやしい状態でした。
修理ベースとしては最適??
フェイスの印刷は比較的キレイな状態です・・・が、サイドウッドの痛みが激しい。
しかし、くそ重いですね。コレ。
到着時の初期チェック結果は次の通りです。
不具合1
到着時に動作チェックすると、プロテクトは一瞬外れるが、すぐに落ちる。
電源ランプは赤のまま
テスト用SP(要は壊れても良いSP)を繋いでみると、左SPはその一瞬で音は鳴るが、右SPは「パンッ!」とはじける音が出る。
不具合2
ボリュームがぐるぐる回る。
0でも∞でも止まりません。
中を開けてチェックしないとどうなっているかわかりませんが、とりあえず分解が必要。
不具合3
裏カバーが錆びています。
さほど進行はしていないので、研磨・再塗装するかリン酸化被膜形成する薬品を塗って誤魔化すか悩むところ。
不具合4
サイドウッドが致命的。
修正は難しそうですが、自作も難しそう(笑)
いっそのことサイドウッド無しにするか?要検討課題
不具合5
前の足が左右とも変形している。
おそらく落としたのでしょうが、こんな重量級を落として床や人は大丈夫だったのでしょうか?何故かそっちが心配です。
結構キズもあります。
さて、どれほど楽しましてもらえるか♪
まずは音が出るようにしたいので、不具合1から対応します。
大まかに掃除しました。
…と言っても、掃除機で吸える範囲だけです。
あ、アクリル板はこの後にキッチリ拭きました。見た目は大事ですよねw
尊敬する「アンプとインプの日々」様のブログを参照して、SEPP中点とアース間を測定。オフセット電圧をチェック。
この個体も強烈なDC漏れが出てます。
こりゃいかんという事で、故障個所定番のパワーアンプ電源部ヒューズ抵抗(赤丸部分)をチェックすると、見事に導通なし。
他にヒューズ抵抗と思われる部分で導通を調べていると、もう1箇所不良個所が見つかりました。(青丸部分)
ヒューズ抵抗って、探してみると入手しにくいですね。置いてる所が少ないです。
とりあえずありそうな所に発注しました。
…つづく
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分解清掃は(素人の僕にとって)集中力が要るので、気合が必要。
…と言っても、さすがETA。組み立て自体に難しい部分は比較的少なく、組上げ自体は慣れれば1時間前後で組めるかと思います。優秀な設計ですね。
まずはバラバラに。
筆を使って、ベンジンで汚れを落とします。
その後は超音波洗浄機を使って、さらに清掃
キレイになりました。
オイリングと組み立て…
一番集中力が要る所です。
組立後は消磁器を使って、消磁。
ホントはパーツ単位でやった方が丁寧かとは思いますが、面倒なのでw
ケースに組込み、歩度調整・自動巻き機構取付して完成。
(歩度調整の画像は取り忘れていました。)
巻き上げも問題無く、友人に通常使用してもらってます。
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次は時計など…
かなり前に修理したものの写真が出てきましたので載せてみます。
Rockmanというメーカーの自動巻きです。
すぐに止まる。手巻きでもゼンマイが巻けないという症状。
壊れても良いから見て欲しいという事だったので、遊ばせて頂きました。
サクッと開けます。
機械はETA2824-2 8振動28800bphです。
文字盤が邪魔なので、針と共に外します。
自動巻き機構を外します。
画像の○で囲っている部分が角穴車というのですが、原因はこの部分ですね。
取り外して拡大してみると。
ギヤが半分近く無くなっており、スリップして巻き上げが出来なくなっているようです。
この部分はETAシリーズでの互換性が高いので、手持ちのガラ箱(ジャンク箱)から部品調達しました。
角穴車の交換だけで済めば楽なのですが、これだけギヤが無くなっているという事はかなりの金属粉が機械内に入り込んでいると思われるため、分解清掃を行わなければなりません。
…つづく
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少し前に修理したCDプレーヤーです。
とある方より「故障してるのでいらない」と、譲り受けました。
CDを入れても「No Disk」と表示され再生しないとの事。
症状を確認すると、確かにCDを認識していません。
早速ばらしてみます。
ピックアップはSONYのKSS-210A
オペアンプは2100DAとBA4560
価格から考えると、こんなものでしょう。
蓋を開けてCDをセットすると、まったく回転していません。
CD自体もフリーのままです。
トレイ式のCDメカは、CD挿入後にピックアップ部が下から上がってきてCDを押さえる構造になっている事が多いのですが、この個体はピックアップ部分が下がったままです。
エレベータ機構のカム部分が外れていました。
トレイを外して、エレベータ機構を再セット。
しかし、分解時に誤ってコネクタから配線を切断してしまった為、暫定的に迂回配線を追加。(この辺りが弄り壊しw)
今度日本橋に行ったときにでも、コネクタ部品を購入する予定です。
CDも認識し、問題無く再生しました。
今後このプレーヤーは、平滑コンデンサの容量アップなどの改造で遊ばせてもらう予定です。(暇になったら…ですが)